AV女優は、街頭でスカウトされる場合とAV事務所が行うAV女優の募集に自ら応募する場合が半々と言われる。出演報酬が高いため、安易に応募する女性も少なくないが、単体女優の場合なら選考基準が非常に厳しい。(事務所サイトの記述を参考にすると)企画女優が95%を占めており、単体女優は5%ほどに留まるらしい。
芸能界から芸能事務所のアイドルや若手芸能タレントとして失敗した女性が流れ着き、AV女優となる場合もある。この中の一部には芸能事務所が先の売り出しに失敗し、本人の意思とは無関係にAV事務所に売り飛ばされたという噂のある女優もいる。もっとも、この種の噂はAV黎明期から今まで幾度となく繰り返されて来たもので、現実的にこの種の噂が、真相がどうかはまた別である。視聴者が最も求める展開である事も付け加えざるを得ないだろう。
いずれにせよ、芸能界からAV業界への転向が以前より頻繁になった事は間違いない。この場合、件の女優の出演作品には「芸能人デビュー」などと銘打たれる。一方、AV業界から芸能界への転向は甚だ困難である(後述)。
逆に、芸能デビューへの足掛りという目的で、名前を人口に膾炙させるためにAVデビューを試みる女性もいる。
基本的に、「芸能界」が一種のハク付けになっている。目指している・経験している、などとデビューの際に絡めることが多い。前職があると、視聴者を喜ばせることができるという点では、ポピュラーなものである。
AV女優としての寿命は、超人気女優であれば10年近くになる大物もいるが、ほとんどがせいぜい2?3年、それ以上となると若手に押されて飽きられるか、「家族や友人にばれた」などの理由、所属事務所との契約終了により引退するケースがほとんどと見られる。しかし、中には30代以降デビューして人気を集める女優も例外的に存在する(いわゆる熟女系…川奈まり子、友田真希、望月加奈、酒井ちなみ、紫彩乃など)。
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デビューから1年程度経つと、様々な変態的プレイを主眼に据えたものなど、デビュー当初よりも過激な内容の作品への出演依頼が増えて来る。この種の作品への出演の決意が決まらず、何度も出演を躊躇しているうちに出演依頼が来なくなり、事実上の引退となる者も少なくない。
2?3年と長続きした人気女優の作品数は、主演作品で50本程度、共演や脇役出演を含めると100本近くになる成功例もあるが、ほとんどの場合は毎月1本、多くて月2本ペースで撮影される。
引退後はグラビアモデル、ストリッパー、ソープランドなどの性風俗産業へと転じてゆく者もいるが、実際は普通の生活に戻ってしまう事がほとんどである。AVを含め、性風俗産業で長く勤める事は難しいのが現状である。
AV女優から芸能人へと転身し、芸能人として成功したのは飯島愛ぐらいしか例がない。高樹マリア、及川奈央、蒼井そら、夏目ナナ、長澤つぐみなどのタレント転身がアナウンスされているが、飯島愛に次ぐだけの存在と言える者はまだ現れていない。
収入面だけで割り切っているタイプなら、AVで得た知名度を活かす手段として、AVで売れた後にソープランドなどに転職するケースも多い。この場合、成功すれば膨大な指名が殺到し、風俗の生え抜きトップすらも凌ぐケタ違いの収入を得る事もある。その事もあってAV出演が一つのステータスと考えられている。